2014年4月10日木曜日

奮起!

みんなツライ。
でも合格したら、あんな事やこんなことをやろう!とか、前向きに考えましょう。

…と、一般的には言われます。

しかし、何度も受験していくウチに、それはそれで、やっぱりやる気が出ない〜

となってしまったりします。

そこで、最後の手段。

背筋が寒〜くなるくらいヤバい想像をする。
(以下、過激な表現が含まれますので、精神的に不安な方はご注意ください)


例えば…

☆珍しく3人も入った20歳も年下の新入社員と一緒に試験を受けて、自分だけ不合格になる(O_O)

☆すでに一級を持っている後輩に誘われて建築士ばかりの集まりに行ったら、自分以外はみんな一級だったΣ(゜д゜;)

☆年齢的に当然一級だろうと思われていたのに、書類提出で2級とわかって無言になる( ̄ω ̄;)

☆一級と二級で給料が手取りで10万円も違うことに気づく(;゜д゜)


…などなど。
どうです?
身震いしました?

こんなことを考えたら、やる気が出ないなんて言ってられなくなるから。
お試しあれ。

2014年3月27日木曜日

気がついたこと


そうこうしてる間に、3月も終わりそうです。

年度末UPの物件が片付いて、市町村役場の移動とかが新聞に載ったりして、ちょっと一段落?って感じになりましたね。

気がついたこと

学科: 法規

受からなかった年は、実務で法令集をひくも、見つからず、時間の都合で申請メモを開く。
受かってから今のところ、まず法令集で探した方がみつかる。
今年は法規に力をいれたからね( ̄ー ̄)v

製図:記述問題

「とりあえず埋めなきゃ」より、質問を引用する。
これはつまり、正確に質問に回答する、ということに他ならない。
しかも文字数がかせげる。
「・・・・(引用)については、・・・・・・を採用し、○○にも考慮する」など。


ウラ指導のブログで、ブログにかかないと気付いたことを忘れてしまう、とありました。
逆に言えば、ブログに書けば忘れにくい、というか記憶に定着しやすい、ということかもしれませんね。
ブログに限らず、ツイッターとか色々、使えるものは親でも使え!



2014年3月14日金曜日

試験日程発表

早くも?試験日程が発表になりましたね。

学科試験 7月27日
製図試験 10月12日

ほぼ昨年と同じです。
1日違い。
年によっては前後1週間ずれたりしてたけど、何でだろう。
確か学科が8月だったこともあったような…

申込みをしてから勉強を始めて受かってしまうビギナー?(・・;)もたまにいるみたいですが、経験者はこの時期すでに一巡くらいしてるかな?

このあたりで一度、自分のペースと、最初にたてたスケジュールを見比べながら、調整が必要だと思います。
私は苦手なものを重点的にやり過ぎて、5教科をまんべんなくやる時間が無くなってしまう事が多々!ありました。

まぁ、最終的にはそれを2〜3年続けてまんべんなくできた…( ̄ω ̄;)とも言えますが。

深追いは禁物ですよ〜

2014年2月28日金曜日

ついに!!

「一級建築士免許証明書」

が私のもとに \(//∇//)\



「免許証」ではなく「免許証明書」なんですね。


正確には、地域の建築士会から「一級建築士免許についてのご連絡」という通知のはがきが届いて、はがきと印鑑を持って受け取りに行きました。

定期講習の受講票をもっていくと、ウラ面にシールを貼ってくれるそうですが、あいにく受講票は持って行かなかったのでそれは次回・・・ということになりました。
定期講習はボスの仕切りで会社のみんな一緒に行くから、別に忘れてても大丈夫だし。

実はもう名刺は使っちゃっていたんですがね・・・( ̄ー ̄)
これで、名実共に(?)一級建築士かぁ


感慨深い・・・


2014年1月31日金曜日

製図試験 ~考察その4

だいぶ間があいてしまいました・・・。
のどもとすぎれば・・・でしょうか。少し人ごとになってきてしまっているのかも。
中途半端なことにならないように、続けます。


~~~ここから 考察 本文です

設備スペースについて。
意匠設計をやっていると、よっぽどの場合を除いて、設備スペースは・・・
同時、でなければならないけど、やっぱりまず主要な居室とアプローチを考えてから、じゃあこのへんデッドスペースになるから外入口の機械室か? ・・・という感じ。
これがいわゆる「犠牲系」になっていくわけですね(^^;
設備関係で働いている皆様、申し訳ありませんm(_ _)m

まず電気と給水関係の設備は、なるべく屋内を考えます。
屋外用キュービクルがあるから、もちろん受変電室は屋外もありですが、建物に引き込むのに埋設してハンドホールとか作ったり、周りに人が入らないようにフェンスで囲ったりしなきゃいけないし、結構なんだかんだ面倒なんですよね・・・。
やっぱり劣化が心配なもの、漏電、停電時の対応等、電気系は感覚的に屋内の方が良いと思います。スペースはいつも「犠牲系」なんですが・・・。
とはいえ、前面1,200、周囲600あけることなんていうキマリがあったりするので、設備設計さん良く納めてくれているなぁと感心してしまいます。

あまり詳しくないですが、給水のポンプとか、ろ過装置とかは屋内に入れるしかないんでしょうね。
ブロアー室とかは屋外用もあるから、キュービクルとかもあるのかな?
いずれにしてもお湯の出る蛇口から給湯設備が遠いと、それだけロスが大きいということなので、燃料コスト的にも、施主から
「お湯を出してもなかなかあたたかくならないの(`Δ´)!」
というクレームがこないようにするためにも、やはりできるだけ近接させることが望ましいと言えるでしょう。

空調の室外機は、室機というくらいだから、外に置きましょう。
できるだけ表からは見えないところで、窓のない外壁面とか。
施設の用途にもよりますが、利用頻度や時間帯に合わせて室外機を分ける必要があります。
ただ、1台の方が頻繁に使われてもう1台があまり稼働しないと、10年とか20年たって機器の入れ替えをする時に、稼働時間が少なすぎてすごくもったいないそうです。
最近は交互運転させられるようなマルチ連携(?)ができるそうですよ(豆知識?)
話がそれましたが、ビル用マルチとかの、でかいの2台くらいなら、建物から少し離してまとめてもいい。外壁から離せば、宿泊室でも騒音や振動が気にならないので。
その場合もルーバーや植栽等で目隠しはしたい。

ここで、試験的な室外機の設置スペースについて。
N学院の課題では、セミナーホール(大きな室、本試験でいうとアトリエ)を陸屋根にして屋上にあげるという考え方が多かったように思います。繰り返し練習することで、それが正解だと盲信してしまう危険があるのかもしれません。

私が今までやってきた実務を考えてみると・・・。
ただでさえ無柱空間で梁をとばさなきゃいけないのに、そこに重たくて振動もする機械を載せるのは・・・嫌がられます。構造やさんに、絶対嫌がられます(ーー;)
まぁ、ここは積雪地なので、積雪荷重も追加されるというハンデがあるせいかもしれませんが・・・。
しかも、屋根の雪下ろしなんて、慣習があっても、自分の家が壊れるかどうかってくらいにならないとやりません。特に若い人ほどやらないそうです。
この前、障害者福祉施設で屋上にGHPの室外機をのっけているところで、「雪が積もって機械に氷がついたみたいで動かなくなったので、屋根をかけたい」と言われました。もちろん雪囲いのような簡易的なものじゃなくて、です。

屋上に設備機械をあげるメリットってなんでしょう。
配管を通すのに屋根や立ち上がりの外壁に穴を開けるのだから、当然漏水のリスクも伴います。
やっぱり「スペースがないから」ってことなんじゃないでしょうか。

結論から言えば、 敷地に余裕があるなら地上に置けよ
ということです。



(あぁ、仕事中はブログはかどるなぁ・・・まずいなぁ・・・   その5につづく・・・のか)

2014年1月22日水曜日

製図試験 ~考察その3


浴室は、1階に設置する場合は道路に面するより、樹林に面した方が落ち着いて利用できて、優れた景観も得られます。
2階に設置する場合は、湖側に向けようか悩むところです。
確かウラ模試で、景観の良い側に向ける優先順位が、談話室、浴室、宿泊室(大人数)、宿泊室(少人数)となっていたことが頭に残っていて、試験では湖側に向けましたが。

実際、浴室の場合は、植栽やバルコニー等で「緩衝帯」を設けることが必要と考えた方が無難です。
となりのバルコニーや道路から丸見えだったり、窓から身を乗り出したら中が見える、なんてことがあったらせっかく景観を気にして湖側に向けても、目隠しの簾やブラインド、ガラスフィルム貼りなどという対策を工事させられることになってしまい、最悪「空」しか見えないなんてことに・・・(´Д`;)
とはいえ、私の回答も緩衝帯無し・・・(^^; 試験的にはOKか、軽~い減点か・・・?

次に、トイレ。
宿泊室内のトイレしか使えないと、夫婦でもツライ時がありますよね(^^; 音とか・・・。
旦那様は気を使ってTVをつけたり音楽をちょっと大きい音で聴いてくれたりします。
そう考えると、級友達(?)と4~10人程度、同じ部屋の1箇所のトイレを利用するのは、やっぱり大変なので、共用のトイレをフロアに確保しておきたいところです。
2階に他の部門を持ってくる場合は、時間帯などがかぶらなければ、共用できる中央付近にもってくるとゾーン分けがしやすいのではないでしょうか。
ククリのミスが出やすいところです。私はちょっとあいまいでした(ーー;

(仕事中なので、その4につづきます)

2014年1月19日日曜日

製図試験 ~考察その2

まだまだ続くお祝い騒ぎ。
昨日は会社の人たちと焼き肉懐石をいただきました。


~~~ここから考察 本文

南に向けたい部屋が多いのに敷地は奥行きが広い長方形でした。
もっと横に長~い敷地ならあまり悩まないのに。

いかにたくさんの宿泊客に湖を見せるか、となると大部屋を南側に向けるか、一番多いタイプの宿泊室を間口を狭くして並べるしかない。

宿泊室はおそらく模様変えなどはしないので、レイアウト固定で考えることができます。建築家の先生にかかれば造り付けベッドの場合だってある。
入口側にトイレ、中央にベッド、窓側に椅子、の王道をくずさずに、必要人数分をレイアウトできれば、縦横バランス(1:2)も気にする必要は無いと思います。
宿泊者の立場からすると、浴室も同じフロアにあるとラクですよね。
部屋に帰る前に洗濯室とか、休憩スペースがあって、自販機で冷たい飲物でも買ったりして。
特に不特定多数の人が利用する多目的な用途が一緒の場合は、宿泊ゾーンのククリは不可欠。

ここで、実務ではやらないのに試験でやってしまうこと。
スパン割先行。 7×7か。6×8か。
実務ではたぶんこの建物なら、ほとんどの場合プランしてから柱をおとしてみて調整。
四角い敷地に貸し事務所ビルなら先にスパン割でも良いかもしれないけど。


アトリエは利用勝手を考えると、天井は高く、開放的にしたいけど、色あせの心配や作品の色がわからなくなるので西日は当てない方がいいでしょう。
息抜きに湖を眺めて、作品を並べる 棚がほしい。絵画もあるだろうから壁面も必要。
2階に計画すると、エレベーターを使って作品の搬出入になります。
この場合EVホールとアプローチは広くしておきたい。もちろん出入口の扉は大きく。
どこかに梱包作業のスペースや、梱包材置場や道具入れ等の収納があると便利ですよね。
エントランスホールに展示スペースをとるから、EVはど真ん中でも問題なでしょう。

基本的なことですが、人が多数入って作業をする部屋「居室」には窓を設けるべきです。
「無窓の居室」を法的にクリアすることは可能ですが、消防などの設備コストもUPしますし、何より快適ではない。間違いなく。
なので、「無窓の居室」はあくまでもやむを得ない場合の対処法です。いわゆる「犠牲系」。

(夕飯の買い物に行ってきます。 ・・・その3に続く)