2014年1月19日日曜日

製図試験 ~考察その2

まだまだ続くお祝い騒ぎ。
昨日は会社の人たちと焼き肉懐石をいただきました。


~~~ここから考察 本文

南に向けたい部屋が多いのに敷地は奥行きが広い長方形でした。
もっと横に長~い敷地ならあまり悩まないのに。

いかにたくさんの宿泊客に湖を見せるか、となると大部屋を南側に向けるか、一番多いタイプの宿泊室を間口を狭くして並べるしかない。

宿泊室はおそらく模様変えなどはしないので、レイアウト固定で考えることができます。建築家の先生にかかれば造り付けベッドの場合だってある。
入口側にトイレ、中央にベッド、窓側に椅子、の王道をくずさずに、必要人数分をレイアウトできれば、縦横バランス(1:2)も気にする必要は無いと思います。
宿泊者の立場からすると、浴室も同じフロアにあるとラクですよね。
部屋に帰る前に洗濯室とか、休憩スペースがあって、自販機で冷たい飲物でも買ったりして。
特に不特定多数の人が利用する多目的な用途が一緒の場合は、宿泊ゾーンのククリは不可欠。

ここで、実務ではやらないのに試験でやってしまうこと。
スパン割先行。 7×7か。6×8か。
実務ではたぶんこの建物なら、ほとんどの場合プランしてから柱をおとしてみて調整。
四角い敷地に貸し事務所ビルなら先にスパン割でも良いかもしれないけど。


アトリエは利用勝手を考えると、天井は高く、開放的にしたいけど、色あせの心配や作品の色がわからなくなるので西日は当てない方がいいでしょう。
息抜きに湖を眺めて、作品を並べる 棚がほしい。絵画もあるだろうから壁面も必要。
2階に計画すると、エレベーターを使って作品の搬出入になります。
この場合EVホールとアプローチは広くしておきたい。もちろん出入口の扉は大きく。
どこかに梱包作業のスペースや、梱包材置場や道具入れ等の収納があると便利ですよね。
エントランスホールに展示スペースをとるから、EVはど真ん中でも問題なでしょう。

基本的なことですが、人が多数入って作業をする部屋「居室」には窓を設けるべきです。
「無窓の居室」を法的にクリアすることは可能ですが、消防などの設備コストもUPしますし、何より快適ではない。間違いなく。
なので、「無窓の居室」はあくまでもやむを得ない場合の対処法です。いわゆる「犠牲系」。

(夕飯の買い物に行ってきます。 ・・・その3に続く)

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