2019年12月26日木曜日

修了考査-Ⅱ(設計製図) 必須問題

午後の部 4時間です。

まずは必須問題[設備計画] ちょうど1時間でした。

「建築的手法による環境負荷低減に配慮した要点」
「設備的手法による環境負荷低減に配慮した要点」
これについては、過去問でも必ず問われていたので、あらかじめ空調・換気・照明・給排水について、自分で考えられること(プロポーザルとかでよく使う表現等)、WEBで「オフィスビルの省エネ手法」で検索して使えそうなコメントを、テキストの裏表紙裏の白いところに箇条書きで書きなぐっておきました。
今回は空調と照明についてだったので、その中で使えそうなやつをそのまま書きうつしました。超時短技です。
発電機については予想していなかったので、テキスト中から探して抜粋しました。


熱源設備容量については、テキストに「熱負荷事例(最大熱負荷)」の表が載っているので、そのあたりにあらかじめ

容量 = 負荷(w/㎡)× 面積(㎡)×1.05×1.05×1.05
           冷105 暖60

と書いておいて、その式を使って計画条件から面積を入れて算出しました。
この式は・・・総合資格の無料配布問題の解答からだったかな・・・?
たしか1.05は5%程度の余裕率 だったと思います。
毎年事務所ビルなので、使う数値は同じですから、練習通りやれば怖くない!
ちなみにテキストの表では業務施設の暖房負荷は58になっていました。

システム構成と維持管理の要点はテキストの設計事例と、事故事例等から抜粋しました。

雨水集水の計算は結構悩んで、降雨強度はテキストの設計事例に東京の年間降水量が載っていたので、それを使っていろいろ計算していたのですが・・・
あちこちに計算式を書いていて、結局どうなったのかよくわかりません(汗)

受変電設備の容量と契約電力についても過去問で何度も練習したので、そう困らずに解けましたが、値(範囲による解答は不可)について、設計者として想定する値を「断定」しなければならないため、思い切りが必要でした。
私は練習で使っていた需要率の最大値を使って解きました。

電灯負荷 = 70(w/㎡)× 面積(㎡)
動力負荷 = 60(w/㎡)× 面積(㎡)

テキストの建物用途ごとの負荷密度表では、電灯・コンセントが平均値(74.6)中央値(69.0)、動力が平均値(104.9)中央値(61.6)となっていて、算定例では中央値を使っていましたので、中央値を四捨五入した感じです。 概算なのでざっくりした数値でOKと考えました。
また、テキストの需要率の概数表では、事務所は40~60%となっているため、需要率は最大値の60%を採用、その他力率0.8、総合効率0.9、余裕率1.3の数値をちょっと迷いながらもそのまま公式に代入して算定。

契約電力は受変電設備容量(非常・保安用を除く)の40~60%

とメモしてあったので、これもそのまま計算したはず。

解答用紙は右のようなレイアウトで、左側の要点を書く欄は大きめで、それぞれ3行くらい?あったと思います。
右側の数値の方は答えを書く欄があって、確か計算式も書くようになっていたような気がしますが・・・
必須問題は数にして10問しかありませんが、1問につき解答を2~3個もとめられているので、結構大変です。

文章を書かなければならない「要点」に時間をかけていると、計算が焦ってわけわからなくなっていたと思うので、時短作戦はその意味でも効果絶大でした。

選択問題へつづきます・・・


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